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先生の場合−何をすればよいの?ほとんどの学校はコンピューター専用の机や椅子などを準備する資金的余裕がありません。したがってコンピューター作業用の机や椅子などの設備は,すでにあるものを流用することがよくあります。通常,机や椅子は,標準サイズがひとつあるだけで,調節できません。
小学生は,低学年と高学年で体格が大きく異なるので,全生徒にとって心地よくフィットするために,なんとかして調節してあげる努力が必要です。 調節できるようにするためには,人間工学上配慮した設備が必要であることは,誰もが認めることだと思います。予算がない,または予算少ない場合でも,人間工学上最適にセットアップすることができます。私達の目的は,できるだけ生徒が快適となるように,そしてよい作業習慣を容易に身につけることができるようにすることです。もし生徒たちが,コンピューター機器や設備を自分たちにうまく合わせる方法を,低学年で身につけることができれば,その後ずっと,同じような調節をすればよいのです。 何をすればよいの?: 「あなたのコンピューター機器や設備において何をすればよいか?」というさし絵を見てください。そのさし絵を印刷する場合には,あなたのプリンターの印刷の向きを「横向き」にして印刷してください。 すでに皆さんご存知のように,ほとんどのワークステーションは生徒にうまく合っていません。ここでは,先生が生徒にコンピューター機器や設備について何をすればよいのかを教えることができるように,お金のかからない,あるいは低予算で実現できる改善方法の一例を示します。
実施方法についての多くの例を次のセクションで紹介します。 FPDの人間工学ガイドライン検討委員会 Last modified: May 23, 2000 |