講演会は,日本人間工学会関西支部とビッグデータ人間工学研究部会の合同開催で,奈良女子大学の共催です.
新型コロナウイルス感染症の広がりを契機に,さまざまな行動制限があり,未だに続いております.withコロナ生活で健康状態を保つために,ウオーキングやランニングがより注目されています. また健康状態や活動状態のモニターもより重要度が上がっているようにも感じます.
今回,歩行や走行に関連のある技術と,生体センシングの技術について,盛り沢山の講演会を企画いたしました.
年度末のご多用中とは存じますが,万障お繰り合わせの上,ご参加頂きますようお願い申し上げます.
主催 日本人間工学会関西支部,ビッグデータ人間工学研究部会
共催 奈良女子大学
2022年3月26日(土)14:00~
奈良女子大学(ZOOMによるオンライン開催)
※講演名をクリックすると,詳細が開きます
11:00~ オンライン受付開始
12:00~12:50 第2回評議員会・役員会合同会議【関係者のみ】
-------- 休憩 10分 --------
13:00~13:50 総会【JESW会員のみ】
-------- 休憩 10分 --------
14:00~16:10 春季講演会(日本人間工学会関西支部担当)
「人の歩行・走行によりそう技術・支える技術」
詳細は追ってお知らせいたします
講演1
(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 名誉リサーチャー)
詳細は追ってお知らせいたします
講演2
(株式会社アシックス スポーツ工学研究所
人間特性研究チームマネージャー・主席研究員)
詳細は追ってお知らせいたします
講演3
-------- 休憩 10分 --------
16:20~17:30 春季講演会(ビッグデータ人間工学研究部会担当)
「ヘルスケアのスマート化を加速するワイヤレス人体センシング技術」
阪本 卓也 氏(京都大学 大学院工学研究科)
概要:
新型コロナウイルス感染症の広がりを契機に,健康状態のモニタリングや生体信号のセンシングの重要性が広く認識されるようになってきた.
このように,ヘルスケア計測はますます重要になる一方,センサ装着の不快感やプライバシーに関する懸念も指摘されている.
人体の情報を離れたところから計測できるワイヤレス人体センシングは,センサ装着やカメラ撮影などを要さず,非接触で呼吸や心拍などのバイタルサインを計測できるため,コロナ後のスマート社会構築に向けたキーテクノロジーとして期待されている.
人体の皮膚表面には,呼吸や心拍といった生体信号により数十ミクロンから数ミリ程度の変位が見られるが,ワイヤレス人体センシングでは,こうした皮膚の微小変位を電波により計測するハードウェア技術と,計測された信号を生体信号に変換するソフトウェア技術により実現される.
呼吸・心拍・血圧・ジェスチャーなど,ワイヤレス人体センシングのさまざまな対象について,計測原理と応用事例を紹介し,センシング技術の発展可能性について語る.
講師紹介:
2005年京都大学大学院情報学研究科博士課程修了.京都大学博士(情報学).
2006年京都大学大学院情報学研究科助手,2007年同助教,2015年兵庫県立大学大学院工学研究科准教授,2019年京都大学大学院工学研究科准教授.その間,2011~2013年オランダ王国デルフト工科大学客員研究員兼任,2017年米国ハワイ大学客員研究員兼任.2018年~2021年科学技術振興機構さきがけ研究者兼任.
専門は生体信号の数理モデリングおよびワイヤレス人体センシング.
【日本人間工学会 正会員・準会員】無料
【ビッグデータ人間工学研究部会 会員】無料
【奈良女子大学 教職員・学生】【学生】無料
【一般】1000円 ※全講演通しての金額となります
下記いずれかの方法にて,日本人間工学会関西支部事務局まで事前にお申し込みください.(3/23〆切)
開催前日までに,Zoomへの参加方法等,詳細をご連絡いたします.
一般の方には,申し込み受付時に参加費の振込先をご連絡いたします.
メールにてお申し込み
以上.