「すべての医療従事者を守る快適な労働環境をつくる」

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2023年度活動記録

■2023/5/31 第4回世話人会議

人間工学グッドプラクティス データベースの活用、懇話会有料化、JES第64回全国大会シンポジウム企画、医療関連学会様や産業保健・衛生団体様との連携強化などが議論されました。

■2023/4/13 第2回医療MSDs懇話会

学会員以外も含め95名の方に参加頂き大盛況でした。「MSDsを軽減する医療機器ユーザビリティ」というテーマをもとに2名の専門家から話題提供が行われた後、参加者全員でディスカッションを行いました。 医療MSDs懇話会は、人間工学と医療に関する話題提供を元にした参加者全員でのフリーディスカッションに重きを置いています。

懇話会後のアンケート結果(一部抜粋)
・ 人間工学の取り組みを初めて知りました。今後の開発に人間工学を取り入れていきたいと思いました。

・ 弊社での製品開発にあたっては、製品の性能が重視されてきたように思う。そのような中、医療従事者にかかる負担について人間工学に関連した研究内容を紹介していただき勉強になりました。また、先生方のディスカッション内容も大変興味深いと感じました。

・ 大変興味のある内容であり、モノづくりの当社としては今後ご意見を頂き、医療従事者が「楽」出来て患者さんのQOLを上げる事が出来たらと感じました。

・すっごく楽しかったです!知らない視点がたくさんあってとても勉強になりました。目の前の患者さんは苦しんでるから医療者が大変なのは当たり前と思ってしまって気づけなかった視点がまだまだたくさんあるのだと思いました。医療者が負担なく、長続きできる働き方は最終患者さんのためになりますよね。これからも勉強させていただきたいです。よろしくお願いします。

・ この先、学会として取り組むべき課題が共有でき、解決方法まで話し合えるような場になっていくように盛り上げていきたいですね!

・ 医療デバイス開発におけるユーザビリティを、筋負荷計測によって数値化しているのが興味深く感じた。数値化しづらい事象へのアプローチの一例として学べる機会であると感じている

すべてのアンケート結果は今後の部会活動の参考にさせていただきます。引き続きよろしくお願いします。
なお、本内容は人間工学 Vol 59 No3、p131-133に掲載されています

2022年度活動記録

■2023/2/22 第3回世話人会議

提言書等アウトプットの具体的活動計画をすすめるとともに、研究部会活動期間の前半はパーパス実現のための仲間づくり、組織作り、医療現場の課題洗い出しのために医療MSDs懇話会を進めること等が議論されました。部会員は世話人含め45名となりました。


■2023/1/19 第1回医療MSDs懇話会議

 52名の方にご参加いただき、部会長より趣旨説明、副部会長川平からアシストスーツの開発に関して話題提供を行い、座長の堀司会の元、参加者全員で「すべての医療従事者を守る労働環境をどのように社会実装するか?」をテーマに、活発なディスカッションが行われました。開催報告の詳細は、日本人間工学会誌2023, Vol. 59, No. 1, P41-42に掲載されています。

懇話会後のアンケート結果(一部抜粋)
・ 具体的事例をお話しいただき、問題意識の共有と課題解決に向けての機運の共有が一気にできた印象を持ちました。

・ 大変面白かったです。

・ 大変興味のある内容であり、モノづくりの当社としては今後ご意見を頂き、医療従事者が「楽」出来て患者さんのQOLを上げる事が出来たらと感じました。

・ 医療従事者の方の労働環境について、お話を聞く機会はあまりないので非常に興味深く拝聴させていただきました。可能であれば説明で使用された資料などを共有いただけると幸いです。

・ 現場のお話が聞けて、参考になった。

・ 内視鏡から介護の分野まで人間工学的な視点でみなさんがディスカッションされていたことが非常に新鮮な気持ちでした。「無理しなくてよい=快適であるべきだ」を追求して一定の成果が打ち出せればよいですね。

・ 製品化までのプロセスをお話ししていただき、参考になりました。

・ 各領域の先生の実践や課題がお聞きできてよかったです。

他にも様々なご意見を頂きました。すべてのアンケート結果は今後の部会活動の参考にさせていただきます。資料に関し ては日本人間工学会誌の学術集会開催報告をご参照ください。


■2022/12/7 第2回世話人会議

医療MSDs懇話会というセミナー名称、テーマが決定されました。各世話人から推薦された26名の新しい仲間=部会員が承認されました。


■2022/10/29  日本人間工学会東海支部大会

 朝日大学で行われた支部大会にて40名の参加者に対して、事務局 常見、世話人 堀、副部会長 斎藤から医療労働、具体的な内視鏡医の現状と課題について情報共有させていただき、部会設立の背景や目的・活動概要について説明させていただきました。この報告会に参加された多くの方に部会員としてご入会いただきました。


■2022/10/12 第1回世話人会議

日本人間工学会研究部会の一つとして設立された医療労働関連MSDs研究部会 発起人(世話人)10名による会議が行われ、研究部会の方向性やパーパス(社会に対する研究部会の存在意義)、研究部会員の募集などについて話し合われました。 部会長をサポートする3名の病院、大学、企業に所属する多様性を考慮した副部会長が推薦され承認されました。 多くの医療従事者が痛みを我慢しながら働いている現状を解決することが社会的意義であるとの認識で一致し、様々な案の中から投票にて「すべての医療従事者を守る快適な労働環境をつくる」が研究部会のパーパスとして決定されました。 ステークホルダ関与、システムズアプローチ、バックキャスティング等、IEAの改訂コア・コンピテンシーを意識し、日本人間工学会内だけでなく、医療系学会、産業衛生・労働安全関連団体、企業などの外部ステークホルダとの連携の重要性が議論されました。


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