アクションプラン
2022年度計画について
2022年度の活動について
2022年6月18日の社員総会,およびその直後に開催した理事会において,第8期の活動がスタートしました.約半数の理事が入れ替わり,フレッシュな理事の新しい視点を積極的に取り入れて経験のある理事とともに学会の活性化、発展を目指して活動を推進してまいります。
第8期の目標を「人間工学のプレゼンス向上」としました.主な目標を以下に示します。
1.人間工学の社会への浸透
・社会に向けた情報発信(広報の強化,積極的な対外的広報等)
・社会へのコミットメント(他の学協会との連携等)
・学会員,非会員双方を対象としたWebセミナーの企画
・時代に即した人間工学の検討・普及(将来構想委員会の設置)
2.人間工学コア・コンピテンシーの浸透
・時代に即した人間工学の理解
・学会員の理解から社会への浸透へ
3.JESとCPEJとの連携による「理論と実践」の体系化
・PSE(Professional Standard & Education)委員会の設置
・人間工学の理論と実践に関わるセミナーの定期開催の検討
4.学会活動への参画機会の向上
・若手支援委員会,企業活動推進委員会設置継続
・会員間コミュニケーション強化の検討
第8期では2つの臨時委員会を立ち上げるとともに,広報委員会と学術委員会を強化します.広報委員会は,これまではどちらかというと学会員を対象にした広報が多かったところを対外的な情報発信や非会員も含めたセミナー等の企画を行います.学術委員会は,他の学協会との連携の窓口としての役割を担います.また新たに設置される将来構想委員会では,先端技術開発に関わる理事が中心となり,将来における人間工学のポテンシャルについてバックキャスティング的な検討を行います.PSE委員会では,JESとCPEJが連携して 「理論と実践」を体系化するための基盤を作るとともに,人間工学教育についても検討します.以上,社会における人間工学の役割を学会全体で検討し,社会における人間工学のプレゼンス向上に取り組んでまいります.
一般社団法人日本人間工学会2022年度 委員会/担当等一覧
委員会/担当名 | 担当・委員長・副委員長等 | 活動のポイント等 |
---|---|---|
総務担当 | 中川 千鶴、横井 元治 | 学会運営の執行管理、事務局機能の強化の検討 |
財務担当 | 笠松 慶子、河合 隆史 | 財務管理と学会財政に関する中長期計画等の提案 |
広報委員会 | 青木 宏文、松田 文子 | HPの運用推進、GPDBによる実践事例公開、人間工学の社会発信 |
編集委員会 | 榎原 毅、村木 里志 | 学会誌の編集と発行、電子投稿・査読システムの運用 |
国際協力委員会 | 小谷 賢太郎、榎原 毅 | 国際人間工学連合・アジア人間工学デザイン会議等、国際協力活動の推進 |
ISO/TC159国内対策 委員会 |
佐藤 洋、横井 孝志 | ISO/TC159に関わる規格の提案・作成・審議、JIS規格案作成と普及 |
表彰委員会 | 吉武 良治、鴻巣 努 | 表彰制度の見直しと整備、各賞受賞候補者の選考、国際表彰の推進 |
安全人間工学委員会 | 芳賀 繁、狩川 大輔 | 安全に関わる学会活動の提言等、安全工学シンポジウム運営への参加 |
学術担当 | 青木 洋貴、能登 裕子、久保 博子 | 日本学術会議・他の学協会との連携、横幹連合への役員派遣、科研費の細目要望 |
人間工学専門家認定機構 | 八木 佳子、井出 有紀子 | 認定・再認定実施、講演会・セミナー等の開催、GPDBへの協力 |
委員会/担当名 | 担当・委員長・副委員長等 | 活動のポイント等 |
---|---|---|
若手支援委員会 | 神田 幸治、境 薫、石橋 圭太 | 学生や若手が学会活動に継続的に関わる活動や枠組みを検討 |
企業活動推進委員会 | 佃 五月、横山 詔常 | 企業活動や産学連携プロジェクトの見える化、活性化を検討 |
国際誌検討委員会 | 榎原 毅、村木 里志、下村 義弘 | 人間工学分野の国際誌の現状を調査し、今後の戦略を検討 |
子どものICT活用委員会 | 柴田 隆史、岡田 衛 | 学校等のICT機器の使用に関する人間工学課題の検討と情報の共有、ガイドライン作成準備 |
将来構想・普及委員会 | 持丸 正明、青木 宏文、榎原 毅 | AIの普及等、人間を取り巻く技術環境が急速に変化する中で、人間工学の将来的な役割を検討し、あるべき姿・構想を文書として取りまとめて、社会発信していくことを推進 |
PSE委員会 | 鳥居塚 崇、八木 佳子 | IEA改訂コアコンピテンシーに基づき、JESとCPEJが連携しながら人間工学の教育,普及,実践のサイクルを確立することを推進 |
第63回大会担当 | 村田 厚生 | 2022年7月30~31日に大会開催 |
第64回大会担当 | 下村 義弘 | 2023年9月7~8日に大会開催 |