アクションプラン
2015年度報告及び2016年度計画について
2015年度活動について
学会設立50年を経て新しい半世紀を迎えるために、前年度に引き続き活動を集約発展させました。ニュースレター(月1回程度)の配信、査読期間短縮のための電子査読管理システムの改修など会員向けサービスの充実を図りました。役員選出に関する検討委員会により学会活動活性化のために提案された選挙制度の下、選挙管理委員会ならびに役員候補者推薦委員会を設置し、第5期代議員および役員選挙を実施しました。これにより学会活動に新しい波が押し寄せることが期待されます。
2016年度の活動について
第5期の活動は「人間工学」が社会の安寧をもたらすために「とどまらずに前進を」続け、(1)多様化する社会ニーズと学術ニーズへの即応と発信、(2)人間工学ネットワークの強化を目標といたしました。
これらの目標に対応するため臨時委員会として学会改革・戦略委員会を設置し、学会活動の活性化を図る組織運営のあり方について中長期的ビジョンの検討を行います。また、研究の多様化、社会動向の変化に合わせ、平成21年に策定・施行した「人間工学研究のための倫理指針」の改定を検討する人間工学研究のための倫理指針検討委員会を設置いたします。ネットワークの強化については、国際組織であるIEA (藤田祐志会長)との協力・連携に加え、アジア地区の人間工学会と協調し、地域に根差した交流の成果を学会員へ積極的に還元します。具体的にはACED(アジア人間工学デザイン会議)2017年を2017年6月1日~4日に習志野市で開催することが挙げられます。また、国内の学会員サービスや活動の地域的な偏りをこれまで以上に是正すべく、実務者向け・初学者向け・研究者向けの各種講座を全国展開するなど、活動の広域化を図ります。
このような活動によって、設立時に「学界の茶の間」を目指した日本人間工学会の会員数の増加、活性化を図りたいと考えておりますので、多くの皆様に積極的に参加いただき、学会活動へのさらなるご支援、ご協力をお願いいたします。
一般社団法人日本人間工学会2016年度 委員会/担当等一覧
委員会/担当名称 | 担当・委員長・副委員長等 | 活動のポイント等 |
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総務担当 | 中西美和、大橋智樹 | 学会運営の執行管理、事務局機能の強化の検討 |
財務担当 | 三宅晋司、大内啓子 | 財務管理と学会財政に関する中長期計画等の提案 |
広報委員会 | 松田文子、山田クリス孝介 | HPの運用推進、GPDBによる実践事例公開、人間工学の社会発信 |
編集委員会 | 赤松幹之、榎原 毅 | 学会誌の編集と発行、電子投稿・査読システムの運用 |
国際協力委員会 | 小谷賢太郎、鳥居塚崇 | 国際人間工学連合・アジア人間工学デザイン会議等、国際協力活動の推進 |
ISO/TC159国内対策 委員会 |
横井孝志、佐藤 洋 | ISO/TC159に関わる規格の提案・作成・審議、JIS規格案作成と普及 |
表彰委員会 | 青木和夫、申 紅仙 | 表彰制度の見直しと整備、各賞受賞候補者の選考、国際表彰の推進 |
安全人間工学委員会 | 首藤由紀、鳥居塚崇 | 安全に関わる学会活動の提言等、安全工学シンポジウム運営への参加 |
学術担当 | 横山清子、吉村健志 | 日本学術会議との連携、横幹連合への役員派遣、科研費の細目要望 |
企画担当 | 岡田 明、阿久津正大 | 公開講座の企画、大会における学会企画シンポジウムの企画等 |
人間工学専門家認定機構 | 福住伸一、横井元治 | 認定・再認定実施、講演会・セミナー等の開催、GPDBへの協力 |
委員会/担当名称 | 担当・委員長・副委員長等 | 活動のポイント |
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学会改革・戦略委員会 | 榎原 毅、吉武良治 | 学会活動の活性化をはかる組織運営のあり方について検討 |
倫理指針検討委員会 | 石橋基範、大須賀美恵子 | 人間工学研究のための倫理指針の改訂を検討する |
子どものICT活用委員会 | 斉藤 進、久武 雄三 | 学校等のICT機器の使用に関する人間工学課題の検討と情報の共有、ガイドライン作成準備 |
IEA担当 | 藤田祐志、河合隆史 | IEAウェブサイトの運営にかかわる支援 |
役員選出に関する検討委員会 | 酒井一博、堀江良典 | 役員の選挙方法に関する検討 |
第57回大会担当 | 斎藤 真 | 2016年6月25~26日に大会開催 |
ACED2017・第58回大会担当 | 小谷賢太郎、鳥居塚崇 | 2017年6月1~4日に大会開催 |