アクションプラン
2013年度報告及び2014年度計画について
2013年度の活動について
1963年に本学会の前身である人間工学研究会が発足し、翌1964年に日本人間工学会として学会活動を開始したことから、学会の50周年を迎えることになりました。学会の50周年にあたって学会員のアイデアを募集するなどして、様々な記念事業の企画をいたしました。この事業を意義あるものにするためにいただいた多くの会員の皆様のご協力に感謝申し上げます。
また、前年度に起きた学会誌掲載論文の倫理的問題を契機に学会活動の行動規範を作成しました。明快でわかりやすい行動規範を目標として作成しましたので会員の皆様にはご一読いただきたいと存じます。昨年度より、IEAのウェブサイトの更新作業を推進してきましたが、この度公開されました。IEA側の評価も高く、よいウェブサイトができたと考えております。
2014年度の活動について
学会の50周年を迎え、第55回大会を50周年記念大会として神戸市で開催し、記念行事として、シンポジウムや海外からのゲストを招いて記念公演を行います。また、学会誌の50周年記念特集も継続して行います。
第4期の活動は「さらに魅力的な学会をめざして」として、(1)社会のニーズを先取りし発信する。(2)活動を広域化し会員数を増加させることを目標といたしました。社会のニーズを先取りし発信するために、研究部会の活動内容を発信すること、企業との交流を活発にすることを計画しております。また、活動の広域化については、国際組織であるIEAとの連携に加え、アジア地区の人間工学会との連携を図ります。具体的にはACED(アジア人間工学デザイン会議)に参加するとともに、3年後の日本での開催に向けて準備を進めます。また、国内の地域的な会員や活動の偏りはこれまで以上に是正すべく努力してまいります。このような活動によって会員数の増加を図りたいと考えております。
一般社団法人日本人間工学会2014年度 委員会/担当等一覧
委員会/担当名称 | 担当・委員長・副委員長等 | 活動のポイント等 |
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総務担当 | 堀江良典、本多 薫 | 学会運営の執行管理、事務局機能の強化の検討 |
財務担当 | 三宅晋司、大倉元宏 | 財務管理と学会財政に関する中長期計画等の提案 |
広報委員会 | 榎原 毅、松田文子 | HPの運用推進、GPDBによる実践事例公開、人間工学の社会発信 |
編集委員会 | 大須賀美恵子、 榎原 毅 |
学会誌の編集と発行、電子投稿・査読システムの運用 |
国際協力委員会 | 小谷賢太郎、鳥居塚崇 | 国際人間工学連合・アジア人間工学デザイン会議等、国際協力活動の推進 |
ISO/TC159国内対策 委員会 |
横井孝志、佐藤 洋 | ISO/TC159に関わる規格の提案・作成・審議、JIS規格案作成と普及 |
表彰委員会 | 斉藤 進、大内啓子 | 表彰制度の見直しと整備、各賞受賞候補者の選考、国際表彰の推進 |
安全人間工学委員会 | 芳賀 繁、首藤由紀 | 安全に関わる学会活動の提言等、安全工学シンポジウム運営への参加 |
学術担当 | 横山清子、青木和夫 | 日本学術会議との連携、横幹連合への役員派遣、科研費の細目要望 |
企画担当 | 徳田哲男 | 公開講座の企画、大会における学会企画シンポジウムの企画等 |
人間工学専門家認定機構 | 吉武良治、福住伸一 | 認定・再認定実施、講演会・セミナー等の開催、GPDBへの協力 |
委員会/担当名称 | 担当・委員長・副委員長等 | 活動のポイント |
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小中学校等における ICT機器活用の 人間工学ガイドライン 検討委員会 |
斉藤 進 | 学校等のICT機器の使用に関する人間工学課題の検討と情報の共有、ガイドライン作成準備 |
IEA担当 | 藤田祐志、河合隆史 | IEAウェブサイトの運営にかかわる支援 |
役員選出に関する検討委員会 | 酒井一博、堀江良典 | 役員の選挙方法に関する検討 |
第55回大会担当 | 川野常夫 | 2014年6月5~6日に大会開催 |
第56回大会担当 | 吉武良治 | 2015年6月13~14日に大会開催 |