1.3 注目を浴びて重要度が増す | |
このように現在進行中の人間工学国際規格は産業活動、生活用品など広範囲にカバーしており、従来にもましてその重要度は高まっております。安全、健康で作業効率のよい製品や働く場所が当然のように求められてゆきます。今回、ISO9241-11のJIS 化に際して英語のUSABILITY(ユーザビリテイ)を「使用性」と訳しましたがこれは、有用さ(Effectiveness)、効率(Efficiency)、満足度(Satisfaction)の3条件で規定した概念です。すなわち所定の目的が少ない資源で達成でき、完了時点で不満や不快を感じることが少ない時、そのソフトやシステムの使用性は高いと言うわけです。「ヒューマンインタフェース」と共にドイツ提案の製品の使用性評価規格と共に各場面で話題になる用語だと思います。 | |