1.1 規格便覧好評で編集刷新 | |
「1冊で人間工学ISO/JIS規格の最新動向が判る」様にと、便覧の性格を強調した昨年の編集方針は好評でした。1000部印刷した黄色の表紙の便覧はすべて短期間の内になくなりました。配布先は産官学多岐にわたり、学会理事、評議員、第39回大会(慶応大学湘南キャンパス)総会参加者、大会会場2日間自由配布で500部。JENC委員及び7人のSC主査、JIS原案作成委員全員、韓国、中国の人間工学研究者、ISO/TC159議長等外国人役職者など規格原案作成関係者に250部。日本人間工学会関西支部主催シンポジウム活動、アーゴデザイン部会活動、通産省工技院、通産省生活産業局、人間生活工学研究センター、産業デザイン振興会、日本規格協会、運輸省自動車局ASV関係部局、自動車技術会、電子協他各種協会、企業内活動、学部・大学院教育等合計250部です。 昨年7月開始した学会ホームページにも学会活動報告としては一番早く規格便覧全文を掲載しました。約1年間で7700人が学会ホームページへアクセスしていますので2割の人がISOページをクリックしたとして約1500人位の方がホームページ経由でISO/JIS情報に接したことになります。規格便覧読者と併せて総計2500人となります。 今年はこの便覧発行と共にホームページを更新しますが電子情報と併せてハード゙コピー資料も極めて有効です。昨年の実績を生かして今回は1200部印刷します。学会研究部会などでまとまって必要な方々はいつでも請求して下さい。無料配布制を継続します。 昨年の編集方針は次の3点でした。(a)ISO/TC159の扱うすべての業務項目を網羅する。(b)規格原案の審議段階規別に整理する。前年度活動実績を一瞥整理。(c)「規格概要」、「審議経過」、「日本の対応」の見出しで1業務項目ごとに約800〜1000字で簡潔に記載する。 今回は(a)(c)を変えずに(b)を変えました。規格原案審議の進展度合いよりもSC、WG毎にTC159の構成を優先する編集の方が読者にも判りやすいとの理由でJENC定例会議で指摘されて、直ぐそのように実行いたしました。 更にいったい誰が規格原案を審議しているのか、各SC 分科会毎に整理した委員名簿を掲載しました。御参考になれば幸いです。 | |