7.1 精神的作業負荷に関する人間工学の原則−精神的作業負荷の測定及び評価 ISO/WD 10075-3 Ergonomic principles related to mental work load−Part 3: Measurement and assessment of mental work load | |
精神的作業負荷の測定と評価の方法を定める規格案である。原案は日本が作成したが、規格化すること自体に対する反対意見が各国から出された。しかし、規格化は継続して行われており、原案作成参加国で分担執筆している。内容は、測定の手順、測定法の精度などであり、具体的な測定法を示すよりは、測定法の備えるべき要件を規定するものとなる予定である。また、測定の水準として、現場の作業者による問題発見のためのチェック、作業管理者が問題の原因を突き止めるための調査、人間工学専門家による原因の追究と対策のための詳細な調査の3段階を設定している。 | |