3.6 人間工学−視覚表示装置を用いるオフィス作業 −総論(ISO 9241-1,1992の見直し) ISO 9241-1:1997 Ergonomic requirements for office work with visual display terminals(VDTs) −Part 1 : General introduction | |
17部構成のISO9241シリーズ「視覚表示装置(VDT)を用いるオフィス作業の人間工学規格」の導入 部である。この総論部分は次の内容で構成されている。 1)VDTを用いるオフィス作業の人間工学規格の位置付け 2)利用者の作業性を尺度として、システムを評価する概論 3)全17の規格各部について規格標 題、要約、対象とする領域を示した一覧表 4)システムの人間工学面での特性を評価したり最適化するための本規格の使用法 1990年6月 DIS投票が可決したが、既に9241シリーズ規格は当初の6部構成から17部構成に拡大しており直ちに改訂作業に着手するため WG6 が設立された。CD投票を経て、1996年1月 DIS投票が可決し、1996年3月 FDIS案が WG6会議で作成され、1997年3月に FDIS投票を行い、1997年6月1日第2版の IS として発行された。日本は17の規格についてかなりの部分を割いて説明している構成を、DIS段階で一覧表としてまとめるよう提案し受け入れられ、その後賛成投票を行なってきた。 | |