ED-143 電子辞書（PW-SH1など）
概要
製品の概要
当社従来機(PW-A7400、PW-A9300/G5300)に搭載している液晶(5.0型HVGAカラー液晶)に比べ、2.5倍の高解像度で、文字や写真がきれいに見える5.2型WVGA液晶を搭載したほか、手書きノートやボイスメモ、タイマーなど様々なシーンで役立つ機能を搭載しました。また、2画面検索で2つの画面を並べて比較でき、『ピクチャー字幕リスニング』で見て聞いて学習、その他の動画でも動きと音で理解が深まるなど、学習に役立つ機能を搭載しています。落下・加圧・振動などの衝撃に強い堅牢構造で、持ち運びも考慮しています。
人間工学的配慮視点
使用シーンに合わせて本体スタイルが変更できる「2Wayスタイル」を採用しました。机上で使う時はキーボード操作方式に、外出中は手に持って使えるタッチ操作方式へと切り替えることができます。画面デザインも一新し、タッチ操作がスムーズに行える大きいアイコンを採用しました。
また、辞書の基本となる検索機能の操作性向上にも拘りました。まず、直感的に分かるように、「調べる」ボタンを画面左上に大きく配置し、調べたい言葉を入力すれば、内蔵している様々な辞書、事典の検索結果を一覧で確認できるので、個別にぞれぞれ検索する手間が省けます。また、画面上に気になる単語があった時、『なぞって＆タッチ』するだけで、更に別の辞書で次々調べたり、読み上げたり、マーカーをひいたり、色々な機能がワンタッチで呼び出せます。
対象製品
PW-SH1、PW-SJ1、PW-SB1、PW-SA1、PW-HC4、PW-SR1、PW-SH2、PW-SJ2、PW-SB2、PW-SA2、PW-HC5、PW-SH３、PW-SJ3、PW-SB3、PW-SA3、PW-HC6、PW-SH4、PW-SJ4、PW-SB4、PW-SA4、PW-H7700の計21機種（2017年2月現在）
開発秘話
これまでに、お客様の声や販売店様からの情報を収集し、地道な使用性改善を繰り返してきた結果、「総合満足度最優秀賞」（イード・アワード2014 電子辞書 高校生の部、中学生の部）を受賞しました*)。特に今回のモデルは、従来からの使用性向上に加えて、外観を「2wayスタイル」へと一新しました。電子辞書が紙の辞書と大きく違うのは、電車の中など移動中でもよく使用される点です。もっと日常的に使ってもらうために、「外出先でも手軽に使えること」、そして、「見た目ではっきりと違いが分かるデザインでインパクトを与えたい」、そうした目標から検討をスタートしました。設計面では、セットを開く自然な操作で本体スタイルが変更出来る構造や机上の使いやすさに配慮した大型キーボードの操作性、片手で持てるタッチ操作方式の形状（横幅 文庫本サイズ以下）の実現に大変苦労しましたが、試作品を関係者や営業等に配布して、使用性評価→改善を繰り返しながら商品化しました。
*)株式会社イードが運営する教育情報サイト『リセマム』が、電子辞書を持っている中高生の保護者を対象に、2014年5月15日より5月23日まで実施した調査の結果、Brain（ブレーン）シリーズとしてイード・アワード2014 電子辞書 高校生の部、中学生の部で顧客満足度最優秀賞を受賞。（高校生の部では３年連続）
特許・意匠登録番号
意匠出願番号:2014-001623 特許:出願中
推薦者
シャープ株式会社 佃五月
お問い合わせ
- 企業名・担当部署名
シャープ株式会社
- 掲載URL
http://www.sharp.co.jp/edictionary/products/pwsh1_feature.html
- 製品発売時期
2014年1月
- 更新日
2017年02月13日
