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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

ED-136 OmotenashiPlate (おもてなしプレート)

画像

概要
製品の概要

ナマ生地から驚くほど簡単に美味しいピザが焼け、作る満足感と楽しさを皆で共有する事が出来る、耐熱有田焼プレート。
具をトッピングしたピザのナマ生地をプレートに載せオーブントースターで予熱なしで焼く事が出来、尚且つ焼きたてをプレートのまま食卓に出す事が出来る為、長時間熱々のピザを食す事が出来ます。(一般的には備え付けのレンジ皿で焼いて、別のピザプレートに移しかえる為、その時点でピザが冷めてしまいます。)
ピザ以外の冷凍パンや前日の天ぷら・から揚げなども驚くほど美味しく焼き直しが出来ます。

人間工学的配慮視点

家庭での使用を配慮し、丸型は奥行の薄い(300mm)食器棚に入る様にΦ280mm、角型は一般的なコンパクトタイプのオーブントースターに入る様に250×190mmに設定。
また、スタッキングした時に薄く、嵩張らなくする事によって、取り出しやすく、多くの収納が可能になります。
左右2ヶ所にシンプルな取っ手を付ける事により、ミトン(料理用手袋)でも非常に持ちやすく、安心して食卓へ運ぶ事が出来ます。
プレートの断面は、ピザカッターでピザの端末まで綺麗にカットし易い様に、断面を吟味しています。
丸形状の大型プレートはパーティーでの使用を考慮し、均等にカットし易い様に溝を入れ、カットされたピザの見た目の美しさにも拘っています。

開発秘話

最初はプレートの軽さに拘った為薄くし過ぎて、カット用の溝の所で割れてしまいました。
その為、何度も最適な厚みと軽さのバランスをせめぎ合いました。
また、耐熱粘土と耐熱釉薬とのバランスが中々合わず割れてしまい、何度もトライしました。
このプレートは型用にマスターモデルを作らず、ダイレクトに雌型にNC切削を施す為、非常にシビアな3Dデータが必要で、特にRのかけ方や溝の消し方など細部まで拘っています。
ピザ専用で開発が進められ、完成時には驚くほどピザが上手く焼けたのですが、それ以上に驚いたのは、パンや前日の天ぷらやから揚げなどが作りたてよりもカリッジュワ―と美味しくなって、今では使わない日がありません。
それともう一点、そのまま食卓に出せる為、洗い物が少なくなったのは時短とエコに貢献出来たと思っています。


推薦者

吉武 良治

お問い合わせ
企業名・担当部署名

STUDIOJIN

担当者名

平瀬 尋士

e-mail

studiojin@gmail.com

掲載URL

http://www.studiojin.jp/pizza.html

更新日

2014年03月13日



 


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