ED-126 3D展開画像・パノラマ画像用ソフトウェア
概要
製品の概要
本製品(3D展開画像・パノラマ画像用ソフトウェア エンドフラッター&サーフェイスビューワー)は、内視鏡で掃引撮影したパイプ内壁の動画を利用し、壁面をほぼ直角に俯瞰した1枚の3D展開画像(静止画)にして表示する。全体像が一目で認識できる利点とともに、静止画のためにデータ量が少ないので、パソコン管理が容易に行える。
人間工学的配慮視点
パイプ内壁の全貌が一目で見えるので一覧性が高く、バリ・傷の大きさや位置、凹凸が正確に把握できて、作業の見落としが無くなる。検査用に、斜視・正面・側面・上面およびマウス操作で3D観察ができると共に、断層図を、X軸およびY軸で、スライス表示できる。更には、パイプの外周のパノラマ画像化も行えるので、本製品にて、パイプの外観検査の全てを賄うことができる。その他、医療分野として、消化器系の内視鏡検査や内視鏡手術及びパノラマ画像を利用して、皮膚科・美容外科にも応用できる。
開発秘話
開発当初から、製品化になるまでの細かな改良・変更の積み重ねが本対象品に集約されており、渾身の出来に仕上がったと思っている。世の中にない、新しいコンセプトの製品をデザインする仕事は、プロフェッショナルとして、ユーザの要望に、すべて満点の答えを出すことを目指すということでもあり、予想以上に大変な仕事だというのを実感した。本製品と同じ製品コンセプトの同等品は、世の中に存在していない(なお、本製品は、千葉大学フロンティアメディカル工学研究開発センターとの産学連携の成果による)。
評価結果データ
特許・意匠登録番号
国際公開番号 WO2007/139187 A1
推薦者
日本人間工学会 広報委員会
お問い合わせ
- 企業名・担当部署名
株式会社メディカルR&D
- 担当者名
宮武哲也 様
t.miyatake@medrd.jp
- 掲載URL
- 製品発売時期
2010年
- 更新日
2010年01月27日