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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

ED-120 冷蔵庫 GR-X56FT/GR-X53FT

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概要
製品の概要

よく使う冷蔵室の中に、ショーケースのように見やすい野菜室を配置する新しいコンセプト、「リーチイン」スタイルの冷蔵庫は、食材を見渡しやすく取り出しやすいことがポイント。食材の使い忘れも抑えられ、エコロジーにも貢献できる冷蔵庫です。

人間工学的配慮視点

冷蔵室の中に野菜室が配置されていることによる人間工学的な優位性は、野菜の取り出しやすさと、見渡しやすさです。従来の引き出しタイプの野菜室に比べて高い位置に野菜室があり、手前の壁がオープンになっているため、腰をかがめることなく腕をさっと伸ばして野菜を取り出せます。これが「リーチイン」の名前の由来です。加えて、オープンな野菜室は、隅々まで見渡すことができ、野菜の使い忘れを抑えることができます。またこの冷蔵庫は、ベルトラインと呼ばれる冷蔵室最下段の高さが低めにデザインされていることも特徴です。近年、冷蔵室ドア内側のドアポケット最下段にはペットボトル飲料など、重いものが収納されるケースが増えてきました。ベルトラインが低いことによって、これら飲料の出し入れも楽になります。そして、東芝だけの冷蔵室電動タッチオープンドア。大容量化で重くなったドアもらくらく開けることができる上に、調理中に手が汚れている時や、両手にものを持っている時にはひじや手首などを使ってドアを開けることができます。

開発秘話

たとえば食事の準備をするとき、冷蔵室に収納された食材と野菜室の中の野菜を連続して取り出すことがよくあります。我々はこの作業に注目し、いくつかの食材・野菜を取り出す様々なケースを想定し、作業時間を計測しました。その結果、「リーチイン」冷蔵庫は扉の開閉回数も、扉が開いている合計の時間も少なくできることがわかりました。使いやすい上に省エネにも貢献できる冷蔵庫です。しかし、これまでにない新しいコンセプトが利用者に受け入れられるかどうかという不安もありました。そこで主婦を対象とした調査によって本商品の受容性を調べたところ、多くの方に便利で使いやすいと評価していただきました。毎日使うものだから、使いやすさと省エネはポイントが高かったようです。


推薦者

日本人間工学会 広報委員会

お問い合わせ
企業名・担当部署名

株式会社東芝 デザインセンター

e-mail

info@design.toshiba.co.jp

掲載URL

http://www.toshiba.co.jp/living/refrigerators/pickup/gr_x56ft.htm

製品発売時期

2008年

更新日

2008年08月21日



 


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