GP-105 溶接作業台のベースアップによる中腰姿勢の緩和
改善前
改善後
改善事例概要
改善事例概要(改善前)
エレベーター製造工程において、溶接作業を深い前屈姿勢を長時間拘束的に行っていました。
改善事例概要(改善後)
作業面のベースアップを行い(約50cm)、深い中腰姿勢を取らなくても作業をできるようにしました。
人間工学的配慮視点
前傾姿勢はその角度が大きいほど腰痛リスクは高まります。この作業には、扱う工具の重量、不自然な拘束姿勢、ひねり動作、単調性動作など、様々な物理的要因(ハザード)が存在しますので、本対策だけで十分とは言えません。しかしながら、本事業所では、継続的かつ多角的な改善により、少しずつでも腰痛リスクを減らすことにチャレンジしています。
期待される効果
- 腰痛・肩こりなどのWMSDs(作業関連運動器疾患)発症リスクの軽減
- 主観的局所筋負担の軽減
- 作業効率の向上
推薦者
日本人間工学会 広報委員会
お問い合わせ
- 企業名・担当部署名
名古屋市立大学・院・医
- 担当者名
榎原 毅
- 更新日
2008年08月21日