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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

GL-105 作業姿勢評価方法

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ガイドライン概要
概略

これまで、作業姿勢を評価する際、タイムスタディー法で調査・姿勢の割合で見る程度しか実施できていませんでした(現場で手軽に活用できる手法が無かった)。作業姿勢を、負担の程度により順位付けを行い点数化する手法を考案、現場の監督者でも手軽に活用できるように調査票を作成しました。
姿勢の順位付けについては、筋電図や椎間板内圧などのデータを参考にし、また、負担については姿勢の保持時間を考慮し、姿勢の点数と保持時間の積で評価する方法としました。

対象利用者・活用場面など

製造ライン作業など、静的筋作業を伴う作業者などを対象。簡便かつ実用的な作業負担評価ツールとして、安全衛生担当者や管理監督者に利用いただけます。

使い方の説明
  1. 作業中の姿勢を調査し、該当する姿勢が有れば ○ の中にチェックする。
  2. その姿勢において、腰の “ひねり” が有る時は(2)の欄に1点を記入する。
  3. タイムスタディーにより該当する姿勢の1日の延べ時間を調査し、(4)に記入する。繰り返し作業においては、1サイクルにおける姿勢保持時間を調査し、それに繰り返し回数を掛け1日の姿勢保持時間を求めることもできる。
  4. (1)の点数と(2)の加点を加え(3)に記入する。
  5. (3)の点数に(4)の時間を掛け(5)に記入する。
  6. (5)を合計し、該当作業の姿勢点とする。

※詳細は参考資料を参照のこと。

ガイドラインを使うことによる利点、期待される効果など
  • 製造ライン作業など、筋作業を伴う作業者の定量的作業負担評価指標として利用可能
  • 作業負担の少ない設備対策・作業環境改善の効果測定
  • 姿勢素点を基に、作業姿勢の平準化など、作業管理・評価ツールとして利用可能。
活用事例・文献・URLなど
  • 加藤隆康、宮崎芳明:自動車製造工場における人間工学手法の活用,第46回日本人間工学会大会 シンポジューウム,2005.6
  • 宮崎芳明、丸山隆、加藤隆康:生産現場におけるエルゴノミクスの活用.働く人の安全と健康 Vol.5 No.5 2004(443-446)23-26
図表ファイル・参考資料ファイル
オリジナルの出典

(株)グッドライフデザイン

推薦者

認定人間工学専門家 加藤 隆康

お問い合わせ
企業名・担当部署名

(株)グッドライフデザイン

担当者名

加藤隆康 様

e-mail

president@GoodLD.com

更新日

2011年09月09日



 


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