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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

GL-103 小学校でのコンピュータ利用の人間工学

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ガイドライン概要
概略

本ガイドラインは、先生と児童が協力して学校でのコンピュータ利用環境を改善していくのに役立つ、簡単で実行可能な方法を提供するものです。子どもと大人ではそもそも身体の大きさが違いますので、大人用に設計されたコンピュータでは、子どもに大きな負担がかかりがちです。そうした負担の軽減や解消を目指し、身近にあるものを利用してなるべく費用を掛けずに環境を改善できるアイディアを、写真をふんだんに用いて提案しています。
なお、このガイドラインは、アメリカの人間工学コンサルタントのウィリアム博士が作成し、日本人間工学会FPD(フラットパネルディスプレイ)の人間工学ガイドライン検討委員会が日本語に訳したものです。

対象利用者・活用場面など

学校の先生、児童、親など。
先生、児童に分け、それぞれに対してどこに注目し、どのように改善していけばよいかを具体的に示しています。学校での改善を念頭に作られていますが、多くの事例は家庭や職場でも応用可能です。

使い方の説明

本ガイドラインを見ながら、授業中に改善の実演をすると効果的です。

―使い方―
https://www.ergonomics.jp/original2/cergos/cergos.html
職場や家庭でノートパソコンを使うときは、下記の人間工学ガイドラインが参考になります。
https://www.ergonomics.jp/official/page-docs/product/guideline/notePC-guideline-2010.pdf

ガイドラインを使うことによる利点、期待される効果など

本ガイドラインの例を利用して、いま目の前にある環境を変えられます。
また、このガイドライン全体を通じて、目指すべき「よい環境」がどのようなものかがわかるようになりますので、本ガイドラインの改善例を応用し、いろいろな場面でその場その場に適した環境作りができるようになります。

活用事例・文献・URLなど

日本人間工学会のWebページ上で公開していますので、ご覧下さい。

<日本語翻訳版>
https://www.ergonomics.jp/original2/cergos/cergos.html
 

<オリジナル(英語版)>
アメリカ合衆国オレゴン州職業安全衛生局(OSHA)のWebページで公開されています。
http://www.orosha.org/cergos/index.html

オリジナルの出典

作成者  Inger M. Williams博士(人間工学コンサルタント)

推薦者

認定人間工学専門家 斉藤 進

お問い合わせ
企業名・担当部署名

独立行政法人労働安全衛生総合研究所

担当者名

外山みどり 様

e-mail

sotoyama@h.jniosh.go.jp

URL

http://www.jniosh.go.jp/

更新日

2011年09月09日



 


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