ED-113 アクセシビリティ配慮ウェブサイト
概要
製品の概要
デザイン会社である株式会社ドアのウェブサイト。アクセシビリティを配慮したウェブコンテンツの制作を実践しております。
人間工学的配慮視点
近年のウェブサイトは、インターネットも広く普及し、高齢者や障害者も同じ情報を同じように伝達する必要性があり、文字の大きさの変更を可能にすることや音声ブラウザへの対応などが必要となっています。
当サイトは、障害者や高齢者を含め誰もが利用しやすいように配慮すべき項目がまとめられた、ウェブコンテンツJISと呼ばれている「JIS X 8341-3:2004 高齢者・障害者等配慮設計指針 -情報通信における機器・ソフトウェア・サービス - 第3部 ウェブコンテンツ」に対応しております。
シンプルで美しいサイトが誰もが使いやすいとは限らず、見た目を優先するほど機能性が失われてしまうものが多くあります。本来のデザイン制作は、美しければ良いという問題ではなく、使いやすければ美しくなくても良いというわけでもありません。高齢者や障害者も同じ美しい状態で情報を得られる、見た目の美しさとアクセシビリティの両立を目指しました。
開発秘話
JIS項目の内容は、最近では当たり前になりつつあるようなものが多いのですが、どの環境でも表示を統一し、同じように美しく見せるためにやむなくユーザビリティを犠牲にすることがあります。
使われる文字も画像にしてしまえば同様の表示が可能ですが、それでは文字が小さく読みにくいと感じる人が大きさを変更することができません。モックアップの段階である程度テキスト化された状態でも美しく見えるデザインの考案が必要となるため、グラフィックやコーディングといった工程をワンストップで仕上げるという困難な制作となりました。
評価結果データ
推薦者
日本人間工学会 広報委員会
お問い合わせ
- 企業名・担当部署名
株式会社ドア 企画制作部
- 担当者名
小池 健輔 様
- 掲載URL
- 更新日
2008年08月21日