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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

GP-124 梱包用テープカッター

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改善前

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改善後

改善事例概要
改善事例概要(改善前)

他品種少量生産の梱包容器(段ボール)について、設計・製造から梱包までを受託している会社の事例です。段ボールにものを梱包する際に、最後はテープでふたを閉じます。改善前はそのまま両手で押さえてテープを貼り、はさみでカットしていました。

改善事例概要(改善後)

片手で貼ったり、切ったりの連動作業が出来るようにテープカッターを導入しました。

人間工学的配慮視点

両手でテープを貼りながらはさみを用いることがなくなったため、一連の作業が終了するまでの動作数が減少しました。また「貼る」「切る」ためのツールが二つ(テープ・はさみ)から一つ(テープカッター)になったため、連動性が向上し作業時間が減少しました。反復繰り返し動作を終日伴う作業性質のため、ちょっとした作業の改善が頸肩腕障害などの運動器疾患の予防にも貢献します。

期待される効果
  1. 作業効率の向上
  2. 手指の主観的局所筋負担の軽減
  3. 手指の腱鞘炎などの疾患リスクの軽減
推薦者

日本人間工学会広報委員会

お問い合わせ
企業名・担当部署名

大阪国際大学

担当者名

佐藤 智明

更新日

2009年03月19日



 


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