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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

GP-116 作業工程への椅子導入

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改善前

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改善後

改善事例概要
改善事例概要(改善前)

梱包用プラケースの組み立て作業時は、常に立位作業姿勢で行っていました。

改善事例概要(改善後)

立位作業者が自分の好みに応じて時折座れるように椅子を提供しました。立位作業時の高さに机上面をあわせておき、その高さでも適切な座位姿勢が時折とれるように、いすの下にプラットホームも置いてあります(安全上の観点からは、プラットホームは椅子の動きを許容する程度の大きさが好ましいでしょう)。

人間工学的配慮視点

立ちっぱなしの作業は腰部への負担、大腿部・下腿部などの下肢への疲労を招きます。作業の質低下や作業効率の低下を招くため、作業者が疲労を感じたら自由に作業姿勢を選択できるように、椅子を提供することも人間工学対策の基本です。立位と座位を交互にとれるようにすることは低コスト・シンプルでかつ生産性も高めるための効果的な方法として広く認知されています。

期待される効果
  1. 腰部、大腿・下腿部などの下肢の疲労軽減
  2. 主観的局所筋負担の軽減
  3. 作業の質および効率の向上
推薦者

認定人間工学専門家 井谷 徹

お問い合わせ
企業名・担当部署名

名古屋市立大学・院・医

担当者名

榎原 毅

更新日

2008年08月21日



 


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