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人間工学応用事例(GPDB)・GPDB表彰

GP-113 長時間VDT作業オフィスにおけるグレア防止用ルーバーの設置

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改善前

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改善後

改善事例概要
改善事例概要(改善前)

コンピュータを用いたオフィス作業(VDT作業)は、近年あらゆる職場において行われています。コンピュータディスプレイの角度・設置位置によっては照明光が反射し(グレア)、長時間VDT作業に従事する方は眼精疲労の要因になります。

改善事例概要(改善後)

一連続作業時間の適正な管理を行うほか、長時間VDT作業を行う部門には写真のようなルーバー型照明に変更し、画面への映り込みが低減するように工夫しました。

人間工学的配慮視点

コンピュータ作業者の健康管理の観点から、とくに視環境改善に取り組みました。長時間VDT作業を行う部署では、窓からの採光や全体照明からの反射グレアを確認し、ルーバの改善に加えてできるだけ写り込みの少なくなるようにレイアウト・ディスプレイ位置などの検討も行いました。

期待される効果
  1. 瞳孔は反射グレアが生じていると、環境内の輝度に適応するために頻繁に収縮調整が行われます。それにより引き起こされる眼精疲労や頭痛を軽減します。
  2. 全体照明・局所照明の適切な視空間設計により、生産性と作業の質向上に貢献します。必要な照度環境は仕事内容や国による文化による違いはありますが、精密な作業を伴う場合には十分な明るさを確保しないと不適切な作業姿勢や疲労も引き起こします。
推薦者

認定人間工学専門家 井谷 徹

お問い合わせ
企業名・担当部署名

名古屋市立大学・院・医

担当者名

榎原 毅

更新日

2008年08月21日



 


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