イベント案内

投稿日:2024年09月27日|全国/学会委員会|投稿者:JES事務局
  • 主催:一般社団法人日本人間工学会 企業活動推進委員会
  • 協賛:日本感性工学会
  • 後援:人間工学専門家認定機構
  • 日時:2024年11月28日(木)  15時~17時
  • 場所:オンライン(zoom)開催
  • 参加費: 日本人間工学会会員 無料、賛助会員 無料、一般 3,000円、協賛(後援)学会員 1,500円
  • 参加申込:下記、Peatixページからお申し込みください
    https://peatix.com/event/4145201
    *Peatixのご利用には登録(無料)が必要です
  • 参加申込締切日:2024年11月22日(金)

【ご挨拶】
日本人間工学会 企業活動推進委員会では、人を対象とした研究倫理をテーマにセミナーを開催いたします。大阪工業大学 大須賀美恵子先生、千葉大学 下村義弘先生に、倫理面の基本と産学連携の実例などを含めて、ご講演いただきます。奮ってご参加ください。

【趣 旨】
企業活動において顧客であるユーザを把握することは重要な課題です。このような人を対象とした調査や研究活動は,研究倫理を十分に配慮した上で事業推進をしていかないと社会的な問題が発生することが懸念されます。そこで、企業の担当者,大学や公的機関の研究者を対象に本セミナーを企画しました。ユーザリサーチ(実験、調査)を成功に導くために,研究倫理面も踏まえて、どのような準備や対策を進めるかについて,企業との共同研究が豊富な人間工学の専門家より具体的な事例を紹介いただきながら議論したいと思います。

 

【内 容】
1.人を対象とした研究の倫理的配慮の基本について学ぶ
(大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部 特任教授 大須賀美恵子 氏)

人を対象とした調査や実験の計画を立案し実施する際には,対象となる人の安全を確保し,人権を侵害しないための配慮が必要です。「インフォームド・コンセント」を取得することはその一部にすぎません。倫理的配慮は,組織として人権擁護のコンプライアンス,リスクマネジメントの一環として取り組むべき問題であり,これには,倫理規定の策定と倫理委員会の設置・審議が必要です。倫理審査は,多様な立場の第3者のコンセンサスを得る場であり,研究対象者だけでなく研究者を守るために必要なものです。研究計画立案時の倫理的配慮の具体的なポイントについてお話します。

 

2.産学共同研究を円滑に進めるためには
(千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート教授 下村義弘 氏)

研究室における産学連携の成果事例を紹介します。また、その実践方法について、教育研究機関としてのPBLや企業向けセミナー,監修などとして実施している事例を紹介します。スムーズな契約のコツと失敗談として、倫理審査申請、企業と学生へのリスペクトなどを軸に話題提供いたします。

 

【スケジュール】
14:50〜    オンライン受付開始
15:00〜15:05 司会 趣旨説明と講師紹介
15:05~15:45 ご講演1 大須賀美恵子先生
15:50〜16:30 ご講演2 下村義弘先生
16:30〜17:00 質疑応答

【本セミナーに関する問い合わせ先】
一般社団法人 日本人間工学会事務局
E-mail:jes@ergonomics.jp


 


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