資格認定試験（A方式）に合格し、認定人間工学専門家の資格を取得した方々に、応募のきっかけや勉強方法、取得によるメリットを教えていただきました。

人間工学に関する技術レベルの向上を図っていきたい

三菱重工業（株）　横山 昌徳さん

資格取得により、社内において人間工学をアピールする機会が増えることや人間工学への関心が高まることを期待しています。
昨年より始めた社内の人間工学勉強会でも、人間工学専門家の有資格者が取り纏めていることをアピールしていきたいと思います。
そして、こうした活動を進めて、製品設計における人間工学の価値の認識や設計者の人間工学に関する技術レベルの向上を図っていきたいと思います。

広範な知識を吸収するよい機会となりました

パイオニア（株）　永田 英記さん

試験を受けることは、広範な知識を吸収するよい機会となりました。
過去に読んだ本も改めて読み返すと、いままで断片化された情報につながりが生まれ、自身の中でより体系立てることができたように感じています。
社外の相互啓発と社内外での推進役が資格の意義だと思っています。
これから多様な業界の方々と接する機会をいただけたことをありがたく思いますし、これからの活動を楽しみにしております。

実務での対応力をいっそう磨きたい

（株）イトーキ　　髙原 良さん

入社以降、人間工学の業務に携わってきましたが、企業の中では専門性を限定しない幅広い対応力が必要とされます。
今回の試験勉強では、幅広い領域を学ぶことができ、更に資格を取得できたことが、実務での対応力をいっそう磨くことへのモチベーションとなりました。

新しい発見があります

（株）博報堂アイ・スタジオ　白石 葵さん

私が今回試験を受ける目的のひとつに、「人間工学についてきちんと勉強し直したい！」という思いがありました。
認定試験ガイドブックは人間工学の歴史から基礎、応用までが体系的に網羅されているため、わからない部分をインターネットや書籍、JISハンドブックなどを紐解きながら調べていくうちに、知識がどんどん身についていくようで、勉強がとても楽しかったです。
人間工学に興味のある方はぜひ受験してみてください。新しい発見があると思います。