ABW委員会の取り組みと成果について学会員・機構の皆様にご紹介・報告するため、CPEセミナーを企画しました。ABWに加えて人間工学関連領域のISOについても、日本人間工学会ISO/TC159国内対策委員長でもある佐藤洋氏にお話しいただきます。
11/10と11/22の2回開催します。ぜひご参加ください。
- 第1回 ABWの考え方と人間工学関連領域のISOについて
- 開催日時:2022年11月10日(木)17:30~19:00 オンライン開催
- 講演1 山本 雅康(ふしみや)
改めてActivity-based working とは何なのか?
– Juriaan Meel『The Activity-Based Working Practice Guide』を中心に- - 講演2 佐藤 洋(産業技術総合研究所)
ISO/TC 314 Ageing Societiesにおける就労環境及びウェルビーイングの標準化について
<概要>講演1
人間工学専門家認定機構では、新しい試みとしてABWに適した人間工学の国際標準規格を起案する活動『ABW委員会』を2021年から運営している。標準規格起案の準備段階で、委員間で用語・コンセプトを議論するための共有する資料として、欧州の専門家がまとめた冊子『The Activity-Based Working Practice Guide(Second edition)』を簡易翻訳し、委員で利用可能にした。本書ほか、本邦未訳本などをベースに欧州の視点からABWとは何かについて紹介する。また、オフィス設計の門外漢としてCPEを通じてABW活動に参加できて得られたことについても紹介する。
<概要>講演2
高齢社会先進国である日本は、高齢社会に対応するための技術や社会制度の面から注目されている。ISO/TC 314 高齢社会は2018年6月に設立され、ISO/TC 159 Ergonomicsから設立当初からliaisonとして講演者が審議に参加し、Accessible designに関する標準化動向などの情報を提供してきた。今回は、高齢社会における就労環境に関する標準であるISO 25550:2022 Ageing societies — General requirements and guidelines for an age-inclusive workforceおよび、健康経営の枠組みの標準化を目指して講演者がConvenorとして標準開発を進めているISO/WD 25554 Ageing Societies – Guidelines for Promoting Wellbeing in Local Communities and Organizationsの2件について内容と動向について概説する。
- 第2回 ABW委員会の活動報告と今後の展望
- 開催日時:2022年11月22日(火) 17:30~19:00 オンライン開催
- 講演1 ABW の導入効果指標化
福住 伸一(理化学研究所) - 講演2 実態調査から考察するABW
笠松 慶子(東京都立大学) - 講演3 ABW に関する人間工学ISO 制定の取り組み
兵頭 啓一郎(ユアサシステム)
- 参加申込
参加ご希望の方は、下記Googleフォームよりお申し込みください
https://forms.gle/wpPfbQ2wLGXc1Npv5 - 参加申込締切日
・第1回 2022年11月8日(火)
・第2回 2022年11月19日(土) - 人数 100名迄(先着順)
- 参加費 無料
- 参加資格 日本人間工学会会員、認定人間工学専門家・準専門家・アシスタント・シニアCPE
*どちらかのセミナーのみ参加することも可能です。
- 本件の問合せ先
人間工学専門家認定機構 事務局
E-mail:cpe[at]ergonomics.jp
([at]をアットマークにして送信してください)